西伊豆｜堂ヶ島洞くつめぐりの見どころ！予約はできる？アクセスや料金

こんにちはみさとです！

今回は西伊豆、堂ヶ島で「洞くつめぐり遊覧船」に乗ってきたのでレポートしていきます。

遊覧船に乗り海から見る堂ヶ島の美しさは圧巻！

複雑なリアス式海岸に点々とする島々をぜひ楽しんでくださいね。

動物に見える島がいっぱい…！

子供と一緒に乗るときの注意点もあるので参考にしてもらえると嬉しいです！

【ユネスコ世界ジオパーク】に認定された美しい地形

伊豆半島は2018年に国内9番目の「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されました。

「ユネスコ世界ジオパーク」とは？

ジオパークとは、地球科学的意義のあるサイトや景観が保護、教育、持続可能な開発のすべてを含んだ総合的な考え方によって管理された、１つにまとまったエリアです。

国際的に価値のある地質遺産を保護し、そうした地質遺産がもたらした自然環境や地域の文化への理解を深め、科学研究や教育、地域振興等に活用することにより、自然と人間との共生及び持続可能な開発を実現することを目的とした事業です。

ユネスコの国際地質科学ジオパーク計画（IGGP）の一事業として実施されています。

現在、世界で46か国・177のユネスコ世界ジオパークが認定されており（2022年11月現在）、 日本からは、9地域（洞爺湖有珠山、糸魚川、島原半島、山陰海岸、室戸、隠岐、阿蘇、アポイ岳、伊豆半島）が登録されています。

文部科学省

西伊豆エリアの堂ヶ島も軽石や火山灰の地層、堂ヶ島天窓洞などが

「堂ヶ島・仁科港ジオサイト」として登録されています。

天然記念物「天窓洞」

天窓洞とは国の天然記念物に指定されている洞くつです。

洞くつ内部の中央付近の天井に、陥没や崩落によってできた楕円形の穴が開いています。

遊覧船に乗船すると、洞くつの天井が丸く抜けているので天窓洞と名付けられました。

天気の良い日に丸く抜け落ちた天窓まで進むと、暗い洞窟の中に天井から光が差し込み神秘的な光景が見られます。

「青の洞窟」と言われているよ！とてもきれい！

トンボロ現象が見られる「三四郎島」

「三四郎島」は伝兵衛島（象島）・中ノ島・沖ノ瀬島・高島からなる4つの島からなり、

島の数が見る角度により3つに見えたり、4つに見えたりすることから「三四郎島」と言われています。

そして珍しい「トンボロ現象」が見られる場所です。

フランスのモン・サン・ミシェルも「トンボロ現象」！

「トンボロ現象」が見られる干潮時間帯に浜と島の間に道が現れて伝兵衛島（象島）に渡れます。

左右の海は天草やサザエなどの漁場になっていて海女さんが潜っていることも！

島の裏にある潮溜まりには魚やカニなど磯の生物観察もできます。

事前に干潮時間帯をチェックしましょう！満潮になると帰れなくなるので注意！

洞くつめぐり遊覧船に乗ってみた！

「堂ヶ島マリン」の駐車場に車を停めて地下道を通って遊覧船のりばに向かいます。

乗船チケットは

• 地下道を通る前にある「サンセットプラザ堂ヶ島」の前
• 遊覧船のりばにあるチケット売り場

で買えます！

当日券のみの販売で、予約は不要です！

地下道の壁面には西伊豆の歴史や文化について書かれているのでぜひ読みながら通ってみてくださいね。

遊覧船のりばは広くベンチが置いているので休憩にもぴったり。

「チケット売り場」のほか、お土産やソフトクリームを扱っている売店や観光用の顔出しパネルもあるので必見です！

トイレもきれいで身体障害者の方やオスメイト、幼児のおむつ替えスペースも完備してあるので安心。

遊覧船のりばでチケットを見せ、待機してある遊覧船に乗り込みます。

遊覧船は15 ～ 20 分間隔で不定期に随時運航しているので回転率はいいです。

平日や繁忙期以外は比較的すぐ乗れました！

洞くつめぐりをする遊覧船は定員が46名と50名乗り。（全部で7隻）

そして今回は2歳の子供も一緒に乗船。

乗船する前に子供用のライフジャケットを渡してもらえます。

「まだ小さいので無理して着させなくても大丈夫です」と言っていただきました。

（イヤイヤ期の子供に着せるのは難しいですよね…）

そしていよいよ乗船します！

遊覧船の真ん中と後部は立ち見席になっていて景色を堪能したい人におすすめ！

遊覧船後部にはライフジャケットが置いてあります。立って見る場合にはライフジャケットが必須です。

小さい子供や足腰に不安のある方は席に座って見る方が安心です。

見どころ①西伊豆の美しい海を堪能

遊覧船は堂ヶ島の美しい景色を解説しながらどんどん先に進んでいきます。

こんな崖の上も遊歩道になっていて、沢田公園露天風呂があります。

「充電させてもらえませんか？」でも出てました！

また、堂ヶ島は海底火山が噴出して軽石や火山灰が堆積した地形。

崖を見ても何段もの層になっているのがわかりますね！

そして、透明度の高い海もぜひ見てほしい！

西伊豆の海はダイビングやシュノーケルのスポットと知られるほど綺麗な海です。

そんな海を堪能できるのも魅力！

見どころ②色んな動物に見える島々

堂ヶ島の島々には動物に見える島があるんです！

先端の岩が海から上がろうとしているカメに似ていることから亀甲岩（かめごういわ）と言われています。

怪獣ガメラに似ているのでガメラファンにはたまらないスポットです！

確かに上陸したカメに見える！！！

伝兵衛島（でんべえじま）は座っているゾウさんに見えることから象島とも言われています。

干潮時の方が鼻が出てきてゾウさんぽくなるので、干潮時は要チェック！

亀岩は遊覧船のりばから歩いて行くことができます！

甲羅から顔を出したような形をしているので亀岩。

亀岩の上は遊歩道になっているのでぜひ散策してくださいね！

遊覧船から見ると分かりやすいですね！

見どころ②天気がいい時のみ見える「青の洞窟」

洞くつめぐりの最大の見どころ、「青の洞窟」。

「青の洞窟」への入り口は東口と南口、西口の3ヶ所。

遊覧船は南口から入り、天井が丸く抜けた「天窓洞」まで進みます。

天気のよい日には上から光が降り注ぎ、海面が青く輝くので「青の洞窟」と言われています。

洞くつに入る前に岩と岩の間を通るスリル感や、

洞くつに入るときのワクワク感をぜひ味わってください！

そして「天窓洞」を洞くつの中から見るとこんな感じ！

丸く抜けているところから見える青空はとてもきれいです。

ちなみに、この「天窓洞」は遊覧船乗り場から歩いて見に行けます。

上から見ると青さはあまり分からないかも…笑

「天窓洞」の周りは整備された遊歩道になっていて散策可能です。

明治から昭和にかけて活躍した歌人、与謝野鉄幹・晶子夫妻も「天窓洞」訪れ、その時読んだ短歌が記念碑になっています。

「島の洞　御堂に似たり舟にして 友の法師よ　参れ心経」 鉄幹
「堂ヶ島　天窓洞の　天窓を 光てくだる　春の雨かな」晶子

また、天皇皇后両陛下も訪れた記念に植樹したという記念碑が建てられているので、

ぜひ思いを馳せてみてくださいね。

プレミアムクルーズやジオサイトクルーズも！

堂ヶ島マリンでは「洞くつめぐり」のほか「プレミアムクルーズ」や「ジオサイトクルーズ」も運行しています。

「プレミアムクルーズ」は西伊豆の海から富士山を眺め、青の洞くつ「天窓洞」へ行くコース。

「ジオサイトクルーズ」は伊豆半島認定ジオガイドが同乗して、伊豆半島の成り立ちを解説しながらクルージングするコース。

どちらも天候によって変更される場合があるので注意！

洞くつめぐり遊覧船の詳細

堂ヶ島の周辺ホテルとおすすめのお店

堂ヶ島は少しアクセスが悪いので遠方から来られる場合はホテルに宿泊することをおすすめします！

おすすめの宿は「堂ヶ島　ニュー銀水」！

この宿は【じゃらんnetランキング2021「売れた宿大賞」静岡県3位】に選ばれた宿です。

◆住所　〒410-3514 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科 2977-1
◆チェックイン　　14:00～ 
◆チェックアウト　～10:00（プランによって異なる）
◆駐車場　無料
◆アクセス　下田駅よりバスで約1時間、三島駅～バス約120分

大人　1室2名2食付き　1人税込  15,400円 〜

▼ 周辺のホテルを探す ▼

じゃらんで予約する

楽天トラベルで予約する

Yahoo!トラベルで予約する

JTBで予約

一休で予約する

ランチをするなら「堂ヶ島食堂」がおすすめ！

遊覧船のりばからのアクセスもよく、西伊豆の名物を食べられるお店です。

人気No.1の「俺の！ぶっかけ丼」にはご当地名物「塩カツオ」が入っています。

新鮮な海鮮と「塩カツオ」がめかぶのトロトロと合わさってとてもおいしい！

食べ放題の「ところてん」もすごくおいしいので食べてください！

お店の入り口には芸能人のサインがたくさん飾ってあるので必見！

堂ヶ島で伊豆を堪能しよう

今回は堂ヶ島の「洞くつめぐり」をレポートしました。

「洞くつめぐり」は西伊豆堂ヶ島の魅力を堪能できるツアーです。

海が荒れていなくて晴れている日という制約がありますが、

遊覧船から見る「青の洞窟」は一度は見てほしい！

また遊歩道が整備されているので散策にも最適。

堂ヶ島の美しい海と島々に癒されてくださいね！